English Gardens

ロンドン備忘録

テートブリテン(に行くまで)

近い天井に気をつけて起きる。

朝食は冷蔵庫に入っている食パンを食べていいことになっている。

0.8ミリ程度の厚さにスライスされたパンを2枚トースターへ。

昨晩すぐ寝てしまったせいで、それ以外の食べ物が無い。

今日の帰りに買い物してこなければ。

 

結局テートブリテンを目指すことにする。

グーグルマップ上で2時間弱、

宿から南にむかってほぼ真っすぐ。

 

道沿いで目につくのは青い木だった。

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近くで見るとそんなに可愛く無い。

日本では見ない「青」の塊。

(帰って調べたら名前はCeanothus)

強い印象を残す。

他にも見慣れない植物が多い。

 

真っ直ぐといっても微妙な分かれ道も多く、

(頭の中で)設定した方角を見失わないようにしなければならない。

予定だと、ずっと行って少し右にそれるとハイドパークに当たるはず。

しかし余りにも真っ直ぐ歩いていたから、曲がるのを思い出したのは、広大なハイドパークの敷地を半分は過ぎたところだった。

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宿を出た時は曇っていた空も、この頃には爽やかに晴れていた。

ハイドパーク日和。

敷地の一番東側にある舗道を歩く。

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足元には小さなマーガレットのような花が無数に咲いている。

Daisy、でいいのか。)

ああ、ずっとここで散歩していたい。

ここまでにお昼のサンドイッチを買わなかったことを悔やんだ。

買おうと思った時に限ってスーパーって見つからない。

 

そのまま抜けると、バッキンガム宮殿の裏手に出る。

薄紫のライラックがもったりと咲いている。

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 世界大戦の追悼モニュメント。

左上には'OKINAWA'の文字も見える。

置いてあるのはアネモネのリースか。

(のちにPoppyだと判明。)

この国ではそうなんだ。

それをじっと見ていた男性が、私のカメラに気づいて避けてくれる。

いい佇まいだったから、そこにいてもらってもよかったんだけど。

 

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白と黒のかっこいい鳥(magpie)

さて昼ごはんを手に入れなければ。

 

しかしまだ引っかかる。

 

  • Lower Grosvenor Gardens

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既に馴染みつつあるCeanothus。

ツバキやガクアジサイも植えてある小さな空間。

テートブリテンどころか、昼ごはんにすらたどり着けない。

頑張れ。

 

この先がヴィクトリアという大きな駅で、やっとスーパーに出会う。

サンドイッチと水を買う。

こっちに来て初めての買い物でちょっと緊張しているのに、機械がカードを読み込んでくれない。

「たまにダメな時があんのよ、他のレジ行く?」

店員は気のいいおばちゃん。

現金も持っていたので、結局それで支払う。

「袋は要る?」

に返事をした「Yes」の声が上ずる。

 

食べる場所を探しながらさらに南へ。

テートブリテンも近くまで来ているはずなのに、建物がどれか分からない。

iphoneは外では使えない。

持っている地図によると(私の見方が正しければ)もうたどり着いている。

釈然としないまま、公園を見つける。

  • Bessborough Gardens

花は少ないけれど、

その時は高い木の陰とベンチがあればよかった。

デイジーの咲く芝生の上で、ポメラニアンと遊んでいる人がいる。

覚えているのは、その時のサンドイッチが美味しかったということ。

(ビギナーズラックか。その後美味しいサンドイッチには出会わない。)

 

たどり着かないまま今日はここまで。

次回ももう少し迷う。