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English Gardens

ロンドン備忘録

ブライトン(本当に行く)

5/24続き

 

Victoria駅からだとBrightonは終点なので気楽。

チケットに日付を書いて駅員に見せる。

 

そこからは本当に1時間ほど。

福岡から北九州に行くより速い。

もっと近いEast Grinsteadに一時間と少し掛かった事を考えると、快速みたいなのに乗ったんだろう。きっと。

 

  • Brighton

昔からロンドンの人にとって海といえばここだったらしい。

駅を出ると、ロンドンとは違う、少し異国情緒。

海辺の町特有の開けた感じと、錆びた匂いがする。

とりあえず、海に行くか。

ハイドパークであれだけ強かった日差しは少し怪しくなってきた。

巡回バスもたくさん走っていたけれど、歩いてもさほどかからなさそうなので、もちろん歩く。

人波に乗れば着くだろう。

 

実際に1キロないほどの距離をまっすぐ歩き、

道路の下をくぐって海岸に出る。

トンネルの壁には「海にも酒にも溺れるな」だったか、上手い事言っているような言っていないような標語。

 

ここの砂浜は砂じゃなくて砂利。

砂利浜。

全部そうではないんだろうけど。

初めて見た。

赤っぽい砂利。

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あっちにはフランス。

遠からぬ向こうに国がある海というのは広大なだけの気分とはちょっと違う。

日本海側の気持ち。

 

海を見ながら考え事をする習慣がないので寝転ぶ。

パーカーを敷いて、リュックを枕にし、帽子を顔に乗せる。

寝る。

砂がつくのを気にしなくて良いのが良い。

広がってきた雲が適度に日差しを遮ってくれる。

人が多くない、しんとした海辺。

遠くから、簡易遊園地のメリーゴーランドが回る音がする。

本気で寝るのは はばかられるけれど、気持ちがいいから本当はそうしたい。

 

フィッシュ&チップスを食べねばならぬ。

最初から期待はしてないけれど、それでも食べなければいけないものがこの世にはある。のだ。

新鮮な魚が手に入るから、ブライトンのフィッシュ&チップスはおいしい、とガイドブックには書いてある。

嘘だと思う。

海辺に並ぶ売店から適当に選んで買う。

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うん。そうだよね。

ソースも置いてあるけど、フィッシュ&チップスはフィッシュ&チップス。

フィッシュ&チップスの中ではおいしいのかもしれない。

この国の味覚は、甘い・しょっぱい・味がない、からできているんだった。

それで満足なのだった。

 

 

気を取り直して歩く。

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タチアオイみたいな。

tree mallow?

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雲行きは怪しいけど、雨が降りそうというわけでもない。

水上に張り出したアミューズメントパークみたいなものがある。

桟橋を歩いてのぞいて見たらゲームセンターだった。

その先が遊園地になっていたのかな?

Brighton Pierと書いてある。

ぴえー?(ぴぁ。「桟橋」だった。)

お手洗いだけ借りて街に戻ることにする。

 

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カモメがとんでいる。

相変わらず当てはない。

やっぱり海にはそんなに用がなかった。

 

駅の方向だけ確認しながら歩くと、インド風の建築に出会う。

観光客や、学生の集団も多い。

歴史的な建築なんだ。

  • Royal Pavilion

ロイヤルだから王族関係か。

こんな趣味の人もいたのね。

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入場にはお金がかかるので、ガーデンを拝見することにする。

これがまた素敵なガーデンである。

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 名前調べたけど、なんだったかな。

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この色合わせ。

ニゲラ好き。

Love-in-a-mist。

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ヒースで出会った吹き出しそうなアレが吹き出していた。 

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まだのやつにはテントウムシ

Phlomis。フロミス。

キバナキセワタ。だって。

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 今日の色合いも、尻尾の巻きも素敵です。comfreyさん。

ピンクと水色が混ざるのが好きみたい。

 

 

ところで、周りの様子に何か違和感がある。

ぐるっと張り巡らされたパイプの端からは何語かも分からない、何かを朗読しているような声が聞こえて来る。

 

広場では演劇をしている。

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周りには小さな小屋のようなものがいくつか置いてある。

中に入ると壁には砂袋が吊るされ、さっきと同じような声が外には漏れないぐらいのボリュームで流れている。

何かのインスタレーションなんだろうけど。

困惑の表情のまま振り返ったら、後ろの人も同じ顔をしていたので、思わず二人で肩をすくめる。

欧米か。

 

広場に戻ってしばらく演劇を見ていたら、様子がわかってきた。

この辺り全てが舞台なんだ。

町娘や医者やターバンを巻いた軍人風の人が、あちこちにいる。

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出番を待っているのかと思いきや、彼らも演技中なのである。

(カモメが気になる)

小屋の中に移って、怪我人とその友人らしき人が話を始める。

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それを覗くことができる。

むしろ覗かないと何を言っているか聞こえない。

その間も、舞台の上では演技が続いている。

観客が話しかけると、町娘は町娘として受け答えする。

おもしろいなぁ。

世界に巻き込まれている。

 

結局のところ、第一次だか、第二次世界対戦の頃の話で、ターバンを巻いていた人は植民地だったインドの人達のようだ。

そういうイベントの期間か。

 

内容を把握するには時間がかかりそうだったので、Royal Pavilionを後にする。

 

再び駅に向かって、

複雑な細い路地の、魅力的なお店の間を歩く。

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道の間に、カラフルなガーランド

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福岡の、行きつけと言うには入り浸り過ぎているカフェのことを思う。

店主がこの間、白い天井にたくさん付けていた、白い布のガーランド

モノクロの映画がカラーになったみたい。

 

来た時よりは少し寄り道をしながら、

それでもすぐに駅に着いてしまった。

そして来た時と同じように、

あっという間にVictoria駅まで戻って来る。

 

時間と体力に余裕があったから寄り道。

あのバラの顔を見て帰ることにする。

  • St. James's Park

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ほころんで、渦を巻いていた。

どうな風に咲くの?

ドキドキする。

バラの季節が怖い。

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なぜだか分からないけど、ここのボーダーが一番好き。

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ほら、ブルーとピンク。

好きだねぇ。

ヒナギクも特別好きな花のひとつ。

これもdaisyって言うんだよね。

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白いのだけじゃなくて。

ほんとかね。

 

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夕方色の、アブラナ科のなにか。

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キュウリグサみたいな。

青い花の種類が豊富。

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そしてpink。

細かい品種は気にしない。

 

明日は予定がない。